タレントの様な気分で若い男性と会話を

タレントの様な気分で若い男性と会話を

チャットレディ―を始めたのは、知人の紹介がきっかけでした。

教育費など、何かと入り用になっていったとき、それまでの他のパート勤めよりも、金額が魅力であるということがありました。 そして、1年ほど勤めた知人が言う、「自分が輝けるから」という言葉に魅せられて決断しました。

最初に「チャットレディ―というのは、見知らぬ男性と会話するお仕事」と知ったときは、何かいかがわしいお仕事のような気がして抵抗感がありましたが、「アダルト」とそうではない2種類があり、アダルトではない種類のチャットレディ―でも、十分な金額を稼げるし、自分が一流の女優とまではいかなくても、テレビで人気のタレントのような気分を味わえるということが、魅力でした。

結婚した後、出産を契機に仕事を辞め、専業主婦をしながら、時々パート勤めをしながらやってきました。 商社でバリバリ働く夫を支えることと、子どもたちを立派に育て上げることこそ、私の天職と思い、一心不乱にやってきました。 しかし、心のどこかにポッカリ穴が開き、「本当に自分はこのままでいいのかな」という葛藤もありました。しかし、いつもそこから目を背けようとしてきました。

そんな折、知人から「趣味と実益を兼ねたお仕事がある」と紹介されたのがチャットレディ―でした。私は「チャットレディ―」と聞いても今一つ意味が分からず、ネットで検索したら、エッチなページにつながってしまい、「あの真面目なAさんが、そんな仕事を」と思ったのですが、よくよく話を聞くと、エッチなタイプのチャットレディ―とそうでないものがあると分かりました。

紹介してくれたAさんは、エッチではないチャットレディ―で人気を得て、短時間の仕事で月に10万円前後を稼いでいるとのこと。男性との世間話をするだけで、ほとんど苦労はないとのことでした。

しかし、カメラを通して自分の姿が相手の男性に見えてしまうというのが、気にかかりました。しかしAさんによれば、「知り合いにつながることはまずない。それに、若い男の人は、同世代の女性より、私たちぐらいの年代の熟女に惹かれる人が多いから」とのことでした。半信半疑でしたが、思い切って、試しにやってみようと思いました。

担当者の男性と会って話をしたときに、「想像以上にお若いんですね」と言われて少しいい気分になったのですが、すかさずその男性は、「必要以上に若く見せないでくださいね。熟れた感じがいいというお客さんが多いので。ありのままでお願いします」と言っていました。

最初のお仕事の日。ドキドキしながらお客さんとつながるのを待っていましたが、つながったとき相手の方から、「タイプです、よかったです」と言われて舞い上がってしまいました。その方は20代後半の方だったんですが、好きなタレントとして私と同年代の40歳前後の女性の名前をあげてきました。リラックスしました。

当初、どんな話をしようかあれこれ考えていましたが、もう本当に世間話をしているという感じで、彼の仕事の愚痴を聴いたり、彼女との喧嘩について聴いたり、「こんなことでお金をいただいていいのかしら」と思いました。最後に、その彼から「またお話ししてください」と言われて、とてもうれしく、照れてしまいました。

その後も、20代、30代の方々とお話をしていくなか、どちらがお客さんかわからないくらい、男性の方々はいろいろと私のことを聞いてきて、「すごく理想の年代の人と話せて、きょうは楽しかった」みたいなことを言ってくれるので、私はすっかりいい気分になってしまいました。ファンから愛される芸能人って、こういう気分なのかなと、思いました。

「ノンアダルト」とはいえ、きわどい、エッチっぽい話題を振られることもあります。しかし、私は拒絶することなく、なるべく相手の希望にこたえてあげたいと振る舞っています。 おっかなびっくりで始めたチャットレディ―のアルバイトですが、おかげで10歳以上も気持ち的に若返られた気分ですし、毎日が生き生きとして楽しいです。

いつまで続けられるか分かりませんが、しばらく楽しみながら続けてみようと思っています。

 icon-chevron-up ページトップへ