チャットレディ―のお仕事で「女」を取り戻すことができました


42歳の主婦です。 チャットレディ―のお仕事は、2年前にネットで広告を見て、「こんなに儲かるのか」との思いと、好奇心が先にたって始めました。
それまでだと、手近なパート作業をして、時給900円とか1000円とかでやっていましたが、チャットレディ―だと、頑張ればそれの倍はいきますからね。

チャットレディ―を始めるきっかけは、当時、夫の会社の経営状況が思わしくなく、その一方で子どもも小学校高学年で、私立中学受験を目指していたので、私が働いてなんとかしなければと思っていました。
たくさん稼げるお仕事となると、手っ取り早いのは風俗関係とか、キャバクラなどの水商売なのかもしれませんが、さすがにそれは無理で。
そんな折、ネット広告が目に留まり、業者の運営さんに問い合わせたところ、安全なお仕事だということがわかりました。

というわけで、始めたチャットレディ―のアルバイト。新鮮でした。
家では旦那からも相手にされず、女としての存在意義を失いつつあったのですが、チャットレディ―の現場では、「需要」があったのです。
特に、若い男性からの需要が多いのにびっくりしました。最初はからかいかとも思いましたが。
「こんな、おばさんなのに」と自虐的に言うと、「むしろおばさんが好きなんです」と言う若い男性の多いこと多いこと。自信を持ちました。

自分が有名人にでもなった気分でした。だって、1人のみならず、2人も、3人も、もっともっと、たくさんの男性が私を指名してくださるのですから。
私の女としての魅力を口にして、エッチな言葉をたくさん投げかけてくるのですから。
私は、青春時代の自分に戻って、楽しい時間を過ごしました。

男性たちは、いろんな要望を出してきます。中には、ふつうに会話したいという方もいるにはいますが、大半が、エッチな話題を求めてきます。
もともと私もエッチな話は不得意ではないし、むしろ好きなほうなので、楽しみながら話しましたが、私の知らない奥の深い話を男性から教えてもらったりして、勉強になったりもしました。
また、男性は、こちらにエッチなポーズを要求してきたりもします。
例えば、服の上から胸を持ち上げてほしいとか、揉んでほしいとか。お尻を向けて突き出してほしいというのもありました。
さらには、下着を脱いで大事なところを見せてほしいというのもありましたが、それはさすがに断りました。
パソコンの画面とはいえ、その画面をデジカメやビデオで撮影されたら、と思うと、怖くてできませんでした。そういうことをすると、刑事罰を与えられるのではないかと心配になって。

それにしても、男性たちにちやほやされて、エッチな話を楽しみながら、破格のお金までもらえるのですから、チャットレディ―の仕事は魅力ある仕事だと思います。
でも結局、辞めることにしました。その理由は……。
いつまでもこのお仕事をしていたら、ほかのパートができなくなると思いました。
だって、ただおしゃべりしているだけで、たくさんのお金が入ってくるのです。
それに、楽し過ぎて、このままでは、自分が抑えられなくなるのではないかと思いました。
私を求めてくれる若い男性とアポイントをとって会って、楽しい時間を過ごそうかなとも思ってしまいました。
あの時、辞めないで続けていたら、そうなっていたと思います。

でも、いい経験になりました。
この経験は周囲の友人や知人にはだれ一人話していません。
でも誰かに伝えたいです。やってみる価値はあるお仕事です、と。そして、あまり長く続けるものではないということも。
女として認められるというのは力になります。日々の生きる活力になります。
チャットレディ―を卒業した私は、元の日常に戻って、元気に生き生きと頑張ろうと思っています。

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